地域に関わる中で、以前から気になっていたのが、房総での活動拠点の環境でした。
打ち合わせや作業、滞在を重ねるうちに、
安心して過ごせる基盤がなければ、継続的な地域活動は成り立たないと感じるようになりました。
そこで、家族とも検討を重ねた結果、実家のリフォームに踏み切ることにしました。
制度を使って「場」を整えるということ
今回の拠点整備では、自治体が用意している耐震関連の補助制度を活用しました。
こうした制度は、耐震診断や一定の基準を満たす工事が前提となっており、
また、年度内に工事が完了していることなど、条件やスケジュールが明確に決められています。
そのため、相談・診断・申請・設計・工事といった工程を比較的短い期間で進める必要があり、
事前の情報収集と段取りの重要さを実感しました。
※制度の説明会などは、年度の早い段階で参加しておく方が余裕をもって進めやすい印象です。
活動の「裏側」にある基盤づくり
地域での活動というと、企画やイベント、プロジェクトそのものに目が向きがちですが、
それを支える生活や作業の基盤もまた、設計の一部だと感じています。
安心して滞在できる場所があること。
季節を問わず、無理なく過ごせること。
そうした環境が整っているからこそ、
腰を据えて地域と向き合い、人との関係を積み重ねていけるのだと思います。
今回の拠点整備は、地域に関わり続けるためのひとつの土台づくりでした。
派手な取り組みではありませんが、こうした「裏側の準備」も含めて、活動を続けていけたらと考えています。


