なぜ私は、SaaS設計が好きなのだろう。
画面を作ることが好きだから?
情報整理がそれなりに得意だから?
多分、それだけではないのだと最近気づきました。
「追体験」という感覚
私は、「その人の仕事を追体験できる」から、SaaS設計が好きなのだと思います。
私が画面を設計する際にまず考えるのは、その人が「どんな状況で画面を開くのか」です。
焦っているのか?
疲れているのか?
急いでいるのか?
そんなことをイメージしながら、
この画面で、その人が今いちばんやりたいことは何なのかを整理していきます。
演劇でも同じことをしていた
思い返すと、演劇をやっていた頃も同じことをしていました。
- なぜこの人(役)はそう思うのか
- 何を抱えているのか
- なぜこの言葉を口にしたのか
役を理解するというより、一度その人の視点を辿る感覚に近いです。
ペルソナが曖昧だと設計できない理由
SaaSの画面設計も同じで、
その人の働く体験を、追体験しています。
だから私は、ペルソナが曖昧な状態で設計するのが正直苦手です。
その人が見えていないと、
- どんな言葉を置くのか
- どんな体験の流れにするのか
判断ができなくなるからです。
演劇と設計の共通点
写真を見返していたら、10年前の今日、ちょうど初舞台を踏んでいました。
今思うと、演劇に熱中していたあの3年間は、
人の感情や行動を理解するための訓練だったのかもしれません。
あの頃に考えていたことが、今の仕事につながっていると思うと、人生って不思議だなと感じます。
これからも「その人がどんな気持ちでこのサービスをつかうのか」を考えながら、
サービス設計という仕事に取り組んでいきたいです。

